2010年 02月 27日
53巻 幽霊艦隊現る |
太陽系帝国をアコン帝国の驚異と感じ、エネルギーコマンド部隊が地球壊滅のために発進させた。
アコン艦は両極のひしゃげた球形船を駆る。
エネルギーコマンドは、普段は未知の惑星への転送機の設置を主たる任務としていた。
しかし、今回はマルセを搭載している。
アコン艦は何事もなかったの様に、難攻不落の青いバリアを抜けた。
謎のアコン艦の活動を知ったローダンはエネルギーコマンドの着陸した未知の惑星を調査した。
しかし、それこそが罠であった。
エネルギーコマンドの置土産は恐怖のプラズマ兵器であった。
プラズマ兵器を地球に持ち帰ってしまったローダンは、全地球が汚染され、やがて、すべての生命体がプラズマになってしまうことを知った。
プラズマ兵器の恐怖をかろうじて回避したローダンであったが、エネルギーコマンドの次の兵器は時間兵器であった。
アコン艦がアルコンIIIに着陸した。
エネルギーコマンドはゼロ時間デフォルメーたーによりアルコンIIIを1万年前に送り込んだ。
そこで、太陽系の座標を攻撃対象として認識させ、過去のアルコン宇宙艦隊が太陽系を包囲した。
アトランからの救援要請を受けて、通信の途絶したアルコンIIIに向かった。
未知のエネルギーバリアの内側は1万年前の世界。
ローダン一行は、時間転換期の破壊に成功する。
アルコンIIIの地表に巨大な核爆発が起こる。
と、同時に、謎のエネルギーバリアが消滅し、太陽系を包囲するアルコン宇宙艦隊も消滅した。
ローダンは、また、次の危機を回避した。
by idc-dental
| 2010-02-27 11:19